森鷗外―作品と周辺―
著者 | 酒井 敏 |
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本体価格 | 4,500円+税 |
ページ数/判型 | 253/ A5判上製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-81-3 C3095 |
発行日 | 2022年9月30日 |
本の紹介 | 鷗外没後百年 斬新な鷗外論 森鷗外はかく生き、かく描いた 貴重な資料・文献を渉猟し、鷗外と彼の周辺に関する精緻な実証を行う一方、鷗外作品の柔軟な読解を通して、言説空間(テクスト)とその生成の現場を拓く。 |
目次内容 | Ⅰ テクストから現場へ 一、太田豊太郎の肖像─「舞姫」への一視角─ 二、「森鷗外の日清戦争」のために─『徂征日記』再読─ 三、「本家分家」の周辺─森久子の建部遯吾との再婚をめぐって─ コラム 『うた日記』、その真の魅力─受容のされ方と「うた」という表現機構─ Ⅱ 読解から紡がれた物語 一、配達されない三通の手紙─森鷗外「舞姫」論のためのエスキス─ 二、穂積家の滅亡─「蛇」を読む─ 三、三つの墓参り─テクストの交響から見えてくるもの─ 四、三島由紀夫「森鷗外」の奇縁─「憂国」と『堺港攘夷始末』、そして『雁』─ コラム 『即興詩人』の中断と持続─鷗外を支えたテクスト─ Ⅲ 『森鷗外宛書簡集』が拓く世界 一、鷗外は大魚を逸したか─怪人・長田秋濤の間の悪さについて─ 二、宮嶋資夫と森鷗外─大下藤次郎の義弟として─ 三、宮嶋資夫と大下藤次郎─『遍歴』と「大下藤次郎日記」─ 四、大下藤次郎三回忌追悼会における森鷗外 ─新資料「大下氏の追悼会へ(雑司ケ谷と上野)」(鵜澤四丁)を読む─ 初出一覧 あとがき 人名・事項索引 |
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