徳田秋聲と「文学」
著者 | 大木志門 |
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本体価格 | 4,500円+税 |
ページ数/判型 | 254/A5判上製本 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-74-5 C3095 |
発行日 | 2021年11月30日 |
本の紹介 | 生誕150周年記念出版
近代文学の諸断面との関わりから考える秋聲文学の可能性 そして作家研究の新たなる地平 |
目次内容 | ・はじめに—徳田秋聲と「文学」
・秋聲旧蔵原稿『鐘楼守』から見る明治の文壇 ・「代作」から考える—紅葉・秋聲による雑報記事「臙脂虎」をめぐって ・「初恋」の女性と初期「家庭小説」 ・秋聲の「ニーチェ問題」再考 ・「自然主義」と「私小説」が交差するところ ・徳田秋聲と田山花袋における「文体」の生成 ・「お化」を出さない文学—秋聲と鏡花から見る日露戦後の文学 ・「黴」の中の「リップ・ヴァン・ウィンクル」 ・「非常時」の〈文学館運動〉と秋聲、藤村 ・文学の「記憶装置」としての「家」 初出一覧 おわりに—秋聲生誕一五〇年の年に 索 引 |
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