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ことばのスペクトル 越境

ことばのスペクトル 越境
編者 東洋学園大学 ことばを考える会
本体価格 3,000円+税
ページ数/判型 338/四六判上製
ISBN/分類コード 978-4-907282-49-3 C0095
本の紹介 「ことば」によるスペクトル分解を通して、「ことば」が現代社会に与える衝撃を多彩な視野から解明し、新しいことばの創造をめざす。
目次内容  第一部 社会に問う
共生社会の創造と障害者スポーツ―澁谷智久
日本人と外国人の境界―シティズンシップの視点―勝田晴美
貨幣試論序説―中井和敏 

 第二部 学びを拡げる
シリアの子どもたちの声を聞こう―英語教育におけるボーダーレス―坂本ひとみ
国境を越える学力―国際バカロレア教育に着目して―末藤美津子
日本語の授業における越境―山本博子
アドラー心理学と教育―鈴木義也

 第三部 心を拓く
〝越境〟心理學のすゝめ―動物心理学からみたヒトの心―中村哲之
「越境しない子育て」を考える―福田佳織
児童養護施設における心理職―心理から福祉への越境―塩谷隼平
対象喪失と悲哀の仕事―絵本で学ぶ臨床心理学―有木永子

 第四部 歴史を歩む
江戸と明治 商業蔑視から富国論へ―荻野博司
「中国化」するオーストリア、オーストリア化する日本―越境する近世と近代―阿南 大
石田三成の旗印「大一大万大吉」に見る《「愛」の政治思想》と老子の政治思想、「公」と「私」の政治思想との関連で―前原正美  

 第五部 物語に遊ぶ
小石川植物園の生と死―「外科室」「団栗」「植物園の鰐」―神田由美子
カズオ・イシグロの越境『忘れられた巨人』―よみがえる記憶―北田敬子
虚構の越境―『ディア・エヴァン・ハンセン』における浮遊する現実感覚と孤独―松本美千代
『千と千尋の神隠し』における〈越境〉の物語―今井克佳

あとがき

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