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鷺沢 萠(現代女性作家読本 別巻1)

鷺沢 萠(現代女性作家読本 別巻1)
編者 武蔵野大学文学部日本文学科研究室
本体価格 1,800円 (品切)
ページ数/判型 204/菊判並製
ISBN/分類コード 4-907846-30-4 C0095
本の紹介 デビュー以来の作風が、多くの若い読者を魅了していた。若い人が彼女の文学をどのように読むかを3部構成として纏める。①鷺沢萠を読む。②対象作品を読む。③文献・年譜。
本の概要 ◆鷺沢萠を読む
みずから死を選ぶ、とは(鷺沢萠)/父を知らない者の「優しさ」/『赤い水、黒い水』と聖書の時代/鷺沢萠と川端康成/バブルの遺産/鷺沢萠のウェルカム・ホーム/『大統領のクリスマス・ツリー』/『バイバイ』を読む/コマのおかあさんはそれを我慢できなかったのか/間に合うとか、合わないとか/『ウェルカム・ホーム』/「川べりの道」にみる鷺沢萠の死の理由/書くこと、生きること/柳美里の〈恨〉・鷺沢萠の〈事情〉/『F 落第生』/氷の薄い壁/靴先を見つめながら/「真実」ということ/奇跡のある生活/バブル崩壊の影と男運の悪い女達/『大統領のクリスマス・ツリー』/アイダのことば、アイダのこころ/『失恋』を読む/中国における鷺沢萠
◆学部生が読んだ鷺沢萠
十代という輝き/運命への反発/普通の生活の中にあるモノ/過ぎ去りし日々がくれるもの/鷺沢萠の『海の鳥・空の魚』/〈海の鳥・空の魚〉より/『海の鳥・空の魚』で出会った鷺沢萠/『スタイリッシュ・キッズ』/「駆ける少年」について/鷺沢萠「駆ける少年」/あの台詞から/こわいこころとつよいこころ/『大統領のクリスマス・ツリー』を読んで/鷺沢萠と四分の一の欠落/「ショートカット」の卒業/鷺沢萠「家並みのむこうにある空」/君は鷺沢萠に心惹かれる者の一人か/異端者の「普通さ」/『F 落第生』より「シコちゃんの夏休み」/『バイバイ』/手を離す理由/『バイバイ』鷺沢萠に捧げる/鷺沢萠『バイバイ』/鷺沢萠の恋愛観/本当の自分の伝え方/鷺沢萠『過ぐる川、烟る橋』のリアリティーについて/強さの出所/鷺沢萠さんの本を開いて/死に寄せて/「欲望」の温度/鷺沢萠「欲望」/鷺沢萠『赤い水、黒い水』/守るべきものの重み/一番遠く身近な国境に立ち/オリジナルメイド/共感と希望
◆鷺沢萠 参考文献目録/鷺沢萠 年譜
掲載メディア 「夕刊フジ」 (04.7)
季刊「ハヌルハウス」第7号 (NPO ハヌルハウス刊 04.7)
「週刊新潮」 (04.8)
「すばる」10 集英社 (04.10)

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