現代女性作家読本〈第3期・刊行中〉
村田沙耶香(現代女性作家読本㉑)
編者 | スペッキオ・アンナ |
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本体価格 | 2,000円+税 |
ページ数/判型 | 170/A5判並製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907846-98-1 C0095 |
発行日 | 2024年5月20日 |
目次内容 | はじめに 村田沙耶香の文学世界―水槽の中のユートピア―スペッキオ・アンナ 『授乳』―〈私〉の世界のはじまり―永井里佳 『マウス』―教室内カーストと役割の魔力―松下優一 「ギンイロノウタ」―ギンイロのステッキが向く先は―栗山雄佑 「星が吸う水」―性的マジョリティを下支えするマイノリティ―片岡美有季 『ハコブネ』―女性たちの〈性〉の模索、「箱舟」に乗ることの意味―押山美知子 『ハコブネ』―洪水後を生きる―西井弥生子 『ハコブネ』―「自分史」のようなもの―大山英樹 『タダイマトビラ』―虐待の先にあるトビラ―ダルミ・カタリン 『しろいろの街の、その骨の体温の』―言葉で、傷を奏でる―錦咲やか 「殺人出産」―得得と「気付く」救いの危うさ―金 昇渊 『殺人出産』―ユートピア/ディストピアを超えて―矢澤美佐紀 「清潔な結婚」―性役割のない家族に向けて―モーロ・ダニエラ 『消滅世界』における村田沙耶香の抗争―呪われる人々のために―侯 冬梅 『コンビニ人間』―ポストヒューマン的読みの可能性―クリーマン・フェイ 『コンビニ人間』―存在変容の可能性としての物語―藤村耕治 『コンビニ人間』―「常識」・「正常性」と闘う世界文学的作品―前みちこ 『地球星人』―魔法少女から宇宙人への変態をめぐって―遠藤郁子 『私が食べた本』―食べ続けていくという覚悟―八上祐子 『生命式』―食、性、儀式を通して浮かび上がる「世界」の境界―神村和美 「生命式」―回収されるクィアな欲望―榊 裕希 「生命式」―正常と狂気の越境―櫻庭太一 「変かわりみ半身」―不真面目な人間たちと真面目な家畜―泉谷 瞬 『きれいなシワの作り方 淑女の思春期病』―ジェンダー規範に抗うつつましくしとやかな女性―レティツィア・グアリーニ 「変半身 かわりみ」をめぐって― 〈ニンゲン〉の終わり―スペッキオ・アンナ 「満潮」―自分のものを探り当てる―スペッキオ・アンナ 「丸の内魔法少女ミラクリーナ」―魔法少女として生き続けるということ―上戸理恵 「信仰」―「現実」という幻想―市川紘美 「信仰」―「現実」という名の「幻覚」とともに生きる世界―山田昭子 「信仰」―「信仰」の言葉による「リベンジ」は可能か―但馬みほ 『コンビニ人間』から「無」へ―「正常」と「異常」が交錯する世界の不/可能性をめぐって―柳井貴士 村田沙耶香 年譜―スペッキオ・アンナ 村田沙耶香 主要参考文献―スペッキオ・アンナ |
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